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我が家のシュタイナー教育

早期教育は、「他の子に遅れをとったら大変だ」という強迫観念を助長します。多少、立つのが早くとも、話しはじめたのが早くとも、幼稚園児なれば同じ。個人差、個性もあるのに、いけないと思いつつも、まわりの子と比較してしまう・・・。

シュタイナーは言います。「幼児は環境と一つになって生きています」
美しい音楽を聴く機会が無ければ、それらに対する反応のセンサーが発達しないように細胞が形成されていく。やはり、こういった意味では早期教育(教育というよりは環境作り)が大切でしょう。

シュタイナーは言います。「幼児は全身が感覚器官です」
全身で吸収しているのですね。全身が発達のためのセンサーです。

シュタイナーは言います。「大人の動作の真似をすること、模倣すること、これは幼児の本性です」
母親の家事も幼児にとっては、同じようにしたくてしょうがない、遊び。母親、父親がいやいやにしていることは真似したくない、楽しそうにしていることは何でもしたい。明るく、鼻歌をうたいながら、することがよいのでしょう。親自身も、そうやっているといやなことも自然と楽しくなるかも。モモは最近、まくらのカバータオルをかけ、ベッドメイキングを手伝い、洗濯物をたたみます(もちろん、あとで手直しが必要ですが・・・)。以前、洗濯物をモモがちらかしてしまうので、妻はモモのいないところで洗濯物をたたんでいました。しかし、ある時からモモの前でたたみ、その様子を見せるようにしたからでしょうか。最近になって、散らかすのではなく、一緒にたたみだしたのです。真似したかったのですね。

危険なことや他の迷惑になることはやめさせるように工夫しなければならないのでしょう。別のことに興味を引くようにするとか。しかし、基本的には「ダメ、しちゃダメ」は幼児の行動だけでなく、意思を禁止することになり。それは意思の発達を妨げることになるとシュタイナー教育では教えます。

『我が家のシュタイナー教育-幼児期編』広瀬牧子 (著)
著者は、母親の立場から、我が子の身体的成長・言語の発育の遅れから不安を覚えたことなど自らの子育て振振り返り、シュタイナー教育研究者である夫の影響により子どもの可能性を引き出すシュタイナー教育を次第に家庭に導入したその方法を具体的に発達段階に応じてやさしく説きます。シュタイナーの視点から子育ての悩みに答える好著です。おすすめします。

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